アサーション的な。

そのコツとは・・・

しっかりとした前提を伝えておくことです。

これを、「背景から共有する」と呼んでいます。


背景の共有で伝えるべき内容は3つ。

1) 話す理由 (気がかりがある、など)

2) 作りたい結果 (本当は仲良くしたい、など)

3) 依頼 (聞いてほしい、など)


相手の問題だとして突きつけないこと。

あくまで自分自身の問題について、

協力してくれないかと依頼する姿勢で伝えましょう。


たとえば・・・

「長年気に病んできたことがあるんです。

あなたのことは大切なんだけどどうしてもこの事が引っかかっているので、

これからも仲良くしていくために、ちょっと聞いてもらえませんか?」


会社の上司相手だと、こんな感じですね。

「どうしても気になっていることがあるんです。

流そうと思ったのですが、やっぱり気になってしまうので、

このままでは仕事の成果も落ちてしまいます。

○○さんや職場の皆さんと仲良くしていきたいし、

これからもこの会社のお役に立つために、解決に力を貸してもらえませんか?」


ちょっと、「おおごと」な感じがしますね。

でも、過去のことを改めて持ち出されるのは、

相手の人もドキッとしますから、

これくらい、丁寧すぎるくらいの前置きでちょうどいいんです。


その場だったら

「そういうの傷つくから辞めてほしい」って言えばいいだけのことでも、

時間が経ってしまってから、

「あの時のあれ、傷つくから辞めてほしい」

なんて改めて言われちゃうと、相手の人もちょっとビックリしますよね。

そこで、前置きをしっかりすることが大事なんです。


こうやって3つのポイントをおさえて伝えれば、

99%の人は、話を聞く事を快諾してくれます。

すると、自分でOKしたことなので、内容も受け入れやすいのです。



Kommt Zeit, kommt Rat.

ドイツ語とライフワーク探しのためのブログ 時が来れば、そのうちアイデアもやってくる、はず。